茗広茶業には6台の自動袋詰め機械があります。
4台が煎茶、1台が抹茶入り煎茶、残り1台が抹茶入り玄米茶専用です。
抹茶入りのお茶は個性的な味ゆえか、詰める袋も多種多様。
オートメーションの機械とはいえ、袋の形状、材質によりデリケートな調整が欠かせません。
そこで活躍するのが茗広の「工夫No.1」のMM
特に、花入り抹茶玄米茶を詰めるのは大変です。“花”とは玄米をはざした白いものです。
袋が膨らみ過ぎていないか?
―― 玄米や花が均一に混ざっているように。
反対に袋の膨らみが少なくないか?
――玄米や花が偏っていないように。
抹茶がシール面についていないか?
――しっかりシールしていないと、酸化してしまう。
MMさんは製品と対話し、厳しく優しく見守ります。
全身、抹茶まみれになりながら奮闘の毎日なのです。